一番安い画像生成 API は、解像度が変わると同じモデルではありません。 2026 年 9 月時点で、GPT-Image-2 は 1K・2K・4K のいずれでも 1 枚 $0.0633 と同額なのに対し、同じキーにある Google のモデルは 解像度の段階ごとに別単価です。だから GPT-Image-2 は 1K ではいちばん高い生成モデルで、4K ではいちばん安い生成モデル になります —— 4K では Nano Banana 2 の $0.1057 と Nano Banana Pro の $0.1200 をどちらも下回ります。比較記事が数字 1 つで済ませている 区間のなかで、順位が逆転しているということです。モデルを選ぶ前に、実際に出力する解像度を先に決めてください。
立場を先に書きます。Kunavo は自社プロダクトで、モデルへの アクセスを再販するゲートウェイであって独立系のベンチマークではありません。 以下の数字は、実際にリクエストを課金しているカタログからページの描画時に 読んだ値です。Kunavo の単価の最終確認日:2026年9月26日。
1 枚あたりの価格、モデルと解像度別
画像 1 枚に 1 つの価格 —— 単位はプロンプトの長さではなく出力物です。 「提供元の公式価格」は同じ画像について提供元自身が公表している価格で、 Google 側は Gemini API の画像生成ドキュメント、OpenAI 側は API 価格ページで確認しました。ダッシュは、そのモデルにその解像度が独立した段階として 存在しないという意味です。
| モデル | 提供元 | 1K | 2K | 4K | 提供元の公式価格(基本) |
|---|---|---|---|---|---|
| Nano Banana 2 Lite | $0.0255 | — | — | $0.0340 | |
| Nano Banana | $0.0273 | — | — | $0.0390 | |
| Nano Banana 2 | $0.0469 | $0.0707 | $0.1057 | $0.0670 | |
| GPT-Image-2 | OpenAI | $0.0633 | $0.0633 | $0.0633 | $0.1266 |
| Nano Banana Pro | $0.0670 | — | $0.1200 | $0.1340 |
解像度の段階を持たないモデルは、どのサイズを要求しても単一のレートで 課金されます。表のすべてのレートは、同じ画像についての提供元の公表価格を 下回っています。
解像度ではなくレンダリング速度で課金されるモデル
Ideogram v3 には解像度の段階がありません。課金の軸はレンダリング速度 —— 1 枚に使う計算量 —— で、形は 解像度と同じです。安い設定は下書き用、高い設定は納品する 1 枚用です。 上の表の数字と見出しの単価を並べて比べる前に知っておいてください。2 つは 同じものを測っていません。
| モデル | レンダリング速度 | 1 枚あたり | 提供元の公式価格 |
|---|---|---|---|
| Ideogram v3 | Turbo | $0.0262 | $0.0300 |
| Ideogram v3 | Balanced | $0.0525 | $0.0600 |
| Ideogram v3 | Quality | $0.0750 | $0.0900 |
どの段階も、同じ設定について Ideogram 自身が公表している価格を下回って います。Ideogram v3 Edit も同じ 3 段階の速度で課金され、下の編集の節に あります —— このキーでマスクを受け取る唯一のモデルです。
順位が逆転する地点
1K では、比較記事が書いているとおりです —— 小さい Google モデルが最安で GPT-Image-2 が高いほう。4K で順序が逆転します。OpenAI は大きい出力に追加 料金を取らず、Google は取るからです。2026 年 9 月時点の Kunavo で具体的 には:
- 1K では —— Nano Banana 2 Lite $0.0255、 GPT-Image-2 $0.0633。GPT-Image-2 は最安の選択肢の約 2.5 倍です。
- 4K では —— GPT-Image-2 $0.0633、Nano Banana 2 $0.1057、Nano Banana Pro $0.1200。ここでは GPT-Image-2 が 3 つのなかで最安です。
サムネイルを出すプロダクトなら Google 系がコストで大きく勝ちます。印刷 解像度のアセットを出すなら単一レートのモデルが勝ちます。勝者を 1 つだけ 教えてくれる記事は、そのどちらを前提にしたかを言っていません。実際の月間 枚数で試算するなら AI 画像生成コスト計算機を使ってください —— 段階を切り替えるとモデルの順序が変わるのがそのまま 見えます。
既存の画像を編集する
画像を入力として受け取る編集モデルは 3 つです。同じキー、 同じ残高です。
| モデル | 1 枚あたり | 複数枚の入力 | マスクによるインペインティング |
|---|---|---|---|
| Nano Banana Edit | $0.0273 | 対応 | 非対応 |
| GPT-Image-2 Edit | $0.0633 | 対応 | 非対応 |
| Ideogram v3 Edit | $0.0262 から(速度別) | 非対応 | 対応 |
Nano Banana Edit と GPT-Image-2 Edit は 1 リクエストで複数の元画像を 受け取ります —— 合成に必要な機能で、編集は塗った領域ではなくプロンプトで 指示します。マスクによるインペインティングを受け取るのは Ideogram v3 Edit だけです(2026 年 9 月 14 日から)。レタッチのように 変える範囲を塗って指定するワークフローならそれを、複数の画像を合成するなら ほかの 2 つを選んでください。また編集 1 回は画像 1 枚ぶんとして課金される ので、生成してから 2 回編集するパイプラインは成果物 1 点あたり 3 枚ぶんです。
Kunavo にないもの
この検索で候補に挙がりやすい 5 系統がKunavo にはありません。 2026 年 9 月時点で Flux、Seedream、Recraft、Stable Diffusion、Midjourney です。候補リストがそのどれかを中心に組まれて いるなら別の提供元が正解で、このページはそこから乗り換えさせようとする 文章ではありません。Ideogram は 2026 年 9 月 14 日までこの一覧にありましたが、 いまはこのキーで使えます —— 上のレンダリング速度の節を見てください。
呼び出しかた
生成と編集がそれぞれ 1 つのエンドポイントで、どちらも OpenAI 互換の形です。 モデル間で変わるのはモデル ID だけです。動画と違って画像生成はタスクの ポーリングなしにその場で結果を返します。リクエストの形とサイズは 画像エンドポイントのドキュメントに、 モデルごとの詳細は Nano Banana Pro の料金と GPT-Image-2 の使い方に あります。同じキーの動画側は 動画生成 API の比較を ご覧ください。
よくある質問
画像生成 AI の API で一番安いのはどれですか?
出力する解像度によって答えが変わります。2026 年 9 月時点の Kunavo では、1K なら Nano Banana 2 Lite が 1 枚 $0.0255 で最安、GPT-Image-2 が $0.0633 で高いほうです。ところが 4K では GPT-Image-2 が $0.0633 と 1K と同額のままなのに対し、Nano Banana 2 は $0.1057、Nano Banana Pro は $0.1200 まで上がるので、GPT-Image-2 が 3 つのなかで最安になります。OpenAI は解像度に課金せず Google は課金するからです。モデルを先に選ばず、解像度を先に決めてください。
画像生成 API の料金はいくらですか?
2026 年 9 月時点の Kunavo で、1 枚あたり $0.0255 から $0.1200 です。単位はトークン数ではなく出力画像 1 枚なので、トークン計算機ではこのワークロードの費用は出せません。前払い残高からの従量課金で、失敗した生成は課金されず、月額の下限はありません。
Kunavo に Flux や Midjourney、Stable Diffusion、Seedream はありますか?
ありません。2026 年 9 月時点で Kunavo の画像カタログは Google Nano Banana 系、OpenAI GPT-Image-2、Ideogram v3 —— 生成モデル 6 つと編集モデル 3 つです。Flux、Seedream、Recraft、Stable Diffusion、Midjourney は Kunavo では提供していません。作業にそのどれかが必要なら別の提供元が正解です。Ideogram は 2026 年 9 月 14 日に加わり、解像度ではなくレンダリング速度で課金されるので、実際に使う速度の価格で比べてください。
既存の画像を編集できるモデルはどれですか?
2026 年 9 月時点で 3 つです。Nano Banana Edit が 1 枚 $0.0273、GPT-Image-2 Edit が 1 枚 $0.0633、Ideogram v3 Edit はレンダリング速度に応じて 1 枚 $0.0262 から。編集のしかたが違います。Google と OpenAI の編集モデルは 1 リクエストで複数の元画像を受け取り、編集はプロンプトだけで指示します —— 商品画像をシーンに合成する用途向きです。マスク(塗った領域だけを変える指定)を受け取るのは、このキーでは Ideogram v3 Edit だけです —— レタッチのワークフロー向きです。
画像 API はなぜトークンではなく 1 枚あたりで課金するのですか?
コストを決めるのが入力の長さではなく、出力 1 つあたりの固定した GPU 作業量だからです。5 語のプロンプトと 200 語のプロンプトはどちらも画像 1 枚を生成し、レンダリング時間もほぼ同じなので、トークン課金では見当違いのものを請求することになります。実務上の帰結は、画像のコストとテキストのコストは単位を共有しないので 1 つの計算機で合算できないということです。
無料の画像生成 API はありますか?
本番で使えるものはありません。体験クレジットを配る事業者や、1 日あたりの上限つきで無料枠を持つ一般向けアプリはありますが、生成 1 件が実際の GPU 時間である以上、上限なしの無料画像 API を出しているところはありません。現実的な下限は 1 枚あたり数セントで、Kunavo の本番用最安レートは 3 セント未満です。無制限無料をうたう API を見かけたら、実際に何を中継していて、送ったプロンプトをどう扱うのかを先に確認してください。