Nano Banana Pro を API で使う場合の料金は 1 枚ごとの従量課金で、Kunavo では 1 枚 $0.067 から(1K・2K の料金。4K はそれより高い)です。月額はなく、Google Cloud のプロジェクトも要らず、失敗したリクエストは課金されません。Gemini アプリの中で使うための Google のサブスク(Google AI Pro / Ultra)とは別の買い方で、同じキーのまま、1 枚 $0.0255 の Nano Banana 2 Lite まで 5 つのモデルを使い分けられます。
「nano banana pro 料金」で調べると、上位に並ぶのは Gemini アプリでの使い方と、どのプランで何回使えるかの解説がほとんどです。そこで抜けているのが、API で 1 枚ずつ払うといくらか、5 つのモデルがそれぞれ何に向いているか、そして Pro の単価を払う価値があるのはどんな画像か、の 3 点です。このページはその 3 点を、カタログの実数で埋めます。
2 つの買い方 — Gemini アプリのサブスクと、API の 1 枚課金
| ルート | 支払うもの | 向いている使い方 |
|---|---|---|
| サブスク(Gemini アプリ、Google AI Pro / Ultra) | 月額固定。プランごとの利用上限つき | アプリの画面で、人が 1 枚ずつ作る |
| API(キー + 前払いの残高) | 1 枚ごとの従量課金。月額なし、作らなければ $0 | アプリやワークフローに組み込む、まとめて作る、自動化する |
サブスクの金額と利用上限は Google 側の改定が多いので、ここには書き写しません(最新の条件は Google の公式ページで確認してください)。比べるのに必要なのは割り算 1 回だけです —— 月額 ÷ 1 枚の単価 = 損益分岐の枚数。Pro を 1K・2K で使うなら 1 枚 $0.067 なので、月額をこの数字で割った枚数より少ない月は API の従量課金のほうが安く、多い月でも利用上限の中に収まるならサブスクのほうが安くなります。
もう 1 つ、混同されやすい点があります。サブスクと API は別の請求で、サブスクの利用枠を API の呼び出しに回すことはできません。コードから画像を作るには、API のキーと残高が別に必要です。
Nano Banana 5 モデルの 1 枚単価
以下の料金はページに書き込んだ数字ではなく、表示のたびにモデルカタログから読んでいます。料金が変わればこの表も一緒に変わり、料金表や各モデルページと同じ数字が出ます。
| モデル(API の model) | 1 枚あたり | 向いている用途 |
|---|---|---|
Nano Banana Pro(nano-banana-pro) | $0.067+ | そのまま使う最終版、細部の多い画像、画像の中の文字 |
Nano Banana 2(nano-banana-2) | $0.0469+ | 改良世代の標準。迷ったらまずここ |
Nano Banana(nano-banana) | $0.0273 | 初代の標準モデル。同じ人物やキャラクターを保ったまま作る |
Nano Banana 2 Lite(nano-banana-2-lite) | $0.0255 | 下書き、構図探し、大量のバリエーション |
Nano Banana Edit(nano-banana-edit) | $0.0273 | 手元の画像の編集(image-to-image) |
料金に「+」が付いているモデルは、出力の解像度で料金が変わります。Nano Banana Pro は 1K と 2K が同じ $0.067 で、4K はそれより高くなります。Nano Banana 2 は 1K が $0.0469 で、2K、4K と段階的に上がります。解像度はリクエストの resolution で選び、省略すると各モデルの既定の段になります。課金は実際に生成された段で行われます。
Pro は割に合うのか — 1 枚の単価ではなく、仕上げるまでの総額で見る
単価だけを比べると、Nano Banana Pro は Nano Banana 2 Lite の約 2.6 倍、Nano Banana 2(1K)の約 1.4 倍です。ただ、画像の仕事で請求額を決めるのは 1 枚の単価より試行の回数です。出したい 1 枚にたどり着くまでに、プロンプトを直しながら何枚も作るのが普通だからです。失敗したリクエストは課金されませんが、生成に成功して気に入らなかった 1 枚は課金されます。
例として、試行 20 枚と仕上げ 1 枚で 1 枚の画像を作る場合(Pro は 1K・2K の料金で計算):
| 作り方 | 内訳 | 合計 |
|---|---|---|
| 全部 Nano Banana Pro | $0.067 × 21 枚 | $1.41 |
| 試行は Nano Banana 2 Lite、仕上げだけ Nano Banana Pro | $0.0255 × 20 枚 + $0.067 × 1 枚 | $0.577 |
差は約 59% です。注意点は 1 つで、試行と仕上げでモデルが違うため、構図がそのまま引き継がれるわけではありません。引き継ぐのはプロンプトです。安いモデルでプロンプトを固めてから、Pro で数回だけ回す —— この順番がいちばん無駄が出ません。
Pro の単価を払う価値がある画像
- そのまま使う最終版。広告、LP のメインビジュアル、拡大して見られる画像など、1 枚の出来がそのまま成果物になるもの。
- 画像の中に文字が入るもの。ポスター、バナー、図解の見出しなど。日本語の文字入れは、同じプロンプトで Nano Banana Pro と Nano Banana 2 を 1 枚ずつ作って見比べてから決めるのが確実です。
- 指示の多いプロンプト。配置、色、小物の数などを細かく指定するほど、指示への忠実さの差が出やすくなります。
安いモデルで十分な画像
- 下書き、構図探し、プロンプトの試行錯誤
- 縮小して使うサムネイルや、画面の一部に入る画像
- 1 枚の質より枚数が効く用途(A/B テスト用の差分、大量のバリエーション)
目安として、最低チャージ額の $10 で作れる枚数は、Nano Banana Pro(1K・2K)が約 149 枚、Nano Banana 2(1K)が約 213 枚、Nano Banana が約 366 枚、Nano Banana 2 Lite が約 392 枚です。
API で呼ぶ — OpenAI SDK のまま、base_url とモデル名だけ
既存の OpenAI SDK をそのまま使えます。変えるのはクライアント初期化の base_url とキー、そしてリクエストのモデル名です。エンドポイントは POST /v1/images/generations で、OpenAI の画像生成と同じ形です。
# 既存の OpenAI SDK のまま、base_url とモデル名だけを変えます。
# Google Cloud のプロジェクトも、Google 用の SDK も要りません。
import os
from openai import OpenAI
client = OpenAI(
base_url="https://api.kunavo.com/v1",
api_key=os.environ["KUNAVO_API_KEY"], # sk-kn- で始まるキー
)
img = client.images.generate(
model="nano-banana-pro",
prompt="木のテーブルに置いた抹茶ラテ、朝の自然光、商品写真風",
n=1,
# resolution は OpenAI SDK の標準の引数にないので extra_body で渡す。
# Pro は "2K"(1K と同じ料金・既定)か "4K"(高いほうの料金)。
extra_body={"resolution": "2K"},
)
print(img.data[0].url) # 一時的な URL(約 24 時間)。残す画像は保存する返ってくる URL は一時的なもの(約 24 時間)なので、残したい画像はすぐに自分のストレージに保存してください。まとめて回す場合は、リクエストに "async": true を付けてタスク ID を受け取り、あとから結果を取りに行く方式も使えます。パラメータの一覧は画像 API のドキュメント、英語の詳しい手順は Nano Banana API のガイドにあります。
画像の編集は別のエンドポイント
手元の画像を直す場合は、生成とは別の POST /v1/images/edits に Nano Banana Edit(nano-banana-edit)を指定して、元画像と指示文を送ります。元画像は https の URL か data: の base64 で渡します。料金は 1 枚 $0.0273 です。
# 画像の編集は、生成とは別のエンドポイント(/v1/images/edits)です。
# 元画像は https の URL か data: の base64 で渡します。
curl -sS https://api.kunavo.com/v1/images/edits \
-H "Authorization: Bearer $KUNAVO_API_KEY" \
-H "content-type: application/json" \
-d '{
"model": "nano-banana-edit",
"prompt": "背景だけを夕焼けの空に差し替える",
"image": "https://example.com/source.png"
}'正直に — この経路が向かないケース
ゲートウェイ経由の API は、Google アカウントも Cloud のプロジェクトもなしに 1 つのキーで始められる代わりに、自分専用のプロジェクトのクォータではなく、共有の容量を使います。専用のクォータも契約上の SLA もありません。保証された枠や SLA が必要な規模なら、Google に直接申し込むほうが合っています。このページはその場合まで代わりになるとは言いません。
また、Gemini アプリの中で人が 1 枚ずつ作る使い方が中心で、毎月の枚数がプランの利用上限に収まるなら、サブスクのほうが 1 枚あたり安くなることがあります。API が有利なのは、作る枚数が月によって大きく変わる場合と、アプリやワークフローから自動で作る場合です。
日本からの支払いと、使いすぎの防ぎ方
Kunavo の残高は Stripe のチェックアウトで、JCB を含むカード(Visa、Mastercard、American Express、JCB、UnionPay)と Apple Pay でチャージできます。前払いのウォレット方式で、最低チャージ額は $10。$100 のチャージは $110.00、$1,000 は $1,250.00、$5,000 は $7,000.00 分の残高になり、残高に有効期限はありません。コンビニ払いと PayPay には対応していません。
画像生成をワークフローに組み込むなら、先にキーの管理画面でキーごとの月の上限額を決めておくと安心です。上限に達したキーは 402 を返して止まるので、ループが暴走しても、そのキーで使われる額は上限までです。IP の許可リストも同じ画面で設定できます。請求まわりは課金のドキュメント、事業者としての表示事項は特定商取引法に基づく表記にまとめています。
テキストモデルの料金は Gemini API の料金と GPT API の料金、Google 公式のキーとの違いは Gemini API キーの取得方法、動画は Seedance API の使い方に。モデルの仕様は Nano Banana Pro のモデルページにあります。
よくある質問
Nano Banana Pro の料金はいくらですか?
使い方で 2 通りに分かれます。Gemini アプリの中で使う場合は Google のサブスクの利用枠で、金額と上限は Google のプランページで確認してください。API で使う場合は 1 枚ごとの従量課金で、Kunavo では Nano Banana Pro が 1 枚 $0.067 から(1K・2K の料金。4K はそれより高い)です。月額はなく、Google Cloud のプロジェクトも要らず、失敗したリクエストは課金されません。
Nano Banana Pro は無料で使えますか?
Google 側で無料で使える範囲(Gemini アプリの無料プランなど)は Google が決めていて変更も多いため、最新の条件は Google の公式ページで確認するのが確実です。Kunavo の API には無料枠もお試しクレジットもなく、生成した 1 枚ごとに課金されます。その代わり月額がないので、生成しなかった月の請求は $0 です。
Gemini のサブスクに入っていれば API も使えますか?
別の請求です。Gemini アプリのサブスクはアプリの中で使う分の利用枠で、その枠をコードからの API 呼び出しに回すことはできません。プログラムから画像を生成するには、API のキーと従量課金の残高が別に必要です。逆に API の残高を入れても、Gemini アプリの利用枠は増えません。
Nano Banana と Nano Banana Pro の違いは?
同じ系列の上位版と標準版です。Pro は細部の再現と指示への忠実さを優先した上位モデルで、1 枚 $0.067 から。標準の Nano Banana は $0.0273、改良世代の Nano Banana 2 は $0.0469 から、軽量の Nano Banana 2 Lite は $0.0255 です。生成用の 4 モデルはどれも同じエンドポイントで、違いはリクエストのモデル名だけなので、同じプロンプトで 1 枚ずつ作って見比べる費用はわずかです。
4K で生成すると料金は変わりますか?
変わります。Nano Banana Pro は 1K と 2K が同じ $0.067 で、4K はそれより高くなります。Nano Banana 2 は 1K が $0.0469 で、2K、4K と段階的に上がります。解像度はリクエストの resolution で選び、省略すると各モデルの既定の段になり、課金は実際に生成された段で行われます。あとで縮小して使う画像を 4K で作るのは、捨てる画素に払っているのと同じです。
Google Cloud のプロジェクトなしで Nano Banana Pro の API を使えますか?
使えます。OpenAI 互換のゲートウェイ経由なら、Google アカウントや Cloud の請求アカウント、プロジェクトの作成なしに、1 つのキーで呼び出せます。既存の OpenAI SDK なら base_url とモデル名を変えるだけです。その代わり、自分専用のプロジェクトのクォータではなく共有の容量を使うので、保証されたクォータや契約上の SLA が必要な規模なら、Google に直接申し込むほうが合っています。
画像の編集(image-to-image)もできますか?
できます。編集用の Nano Banana Edit(モデル名 nano-banana-edit)を使い、エンドポイントは生成とは別の POST /v1/images/edits です。元画像を https の URL か data: の base64 で渡し、指示文を添えます。料金は 1 枚 $0.0273 で、編集も 1 回の生成として課金されます。