Codex の制限は固定のメッセージ数ではなく、一定時間に使える使用量として掛かります。ChatGPT Plus は 5 時間のウィンドウで数えられ、週ごとの上限が掛かる場合もあります。Pro には現在、5 時間の上限がありません。 OpenAI が公開しているのは目安だけで、Plus の GPT-6 Sol なら 5 時間あたりローカルメッセージ 15〜150 件、作業の重さで前後します。ウィンドウを使い切ったら、利用状況ダッシュボードに表示されるリセット時刻まで待つ、Plus・Pro ならクレジットを追加する、または Codex CLI を API キーに向けてトークン単位で続ける、の 3 つです。API キーなら GPT-6 Sol で 20 ステップのタスク 1 回が約 $0.50(Kunavo の料率)です。
このページは、OpenAI の料金ドキュメント(英語、2026年10月24日に確認)の記載をプラン別・モデル別の表にし、止まったときにどの制限に当たったのかを見分け、続け方を選べるようにしたものです。プランと API キーのどちらが安いかの損益分岐点は Codex の料金、インストールと初期設定は Codex の使い方、無料プランでできる範囲は Codex は無料で使える? にあります。
プラン別の Codex 制限(2026年10月24日時点)
| プラン | 月額(米ドル) | 制限について OpenAI が書いていること |
|---|---|---|
| Free・Go | $0 / 月 $8(Go) | デスクトップアプリで GPT-6 Luna を標準速度で使える(順次提供)。利用上限の数値は公表されていません |
| Plus | 月 $20 | 5 時間のウィンドウ(目安は下の表)。週ごとの上限が掛かる場合もあります。使い切ったら ChatGPT クレジットで追加できます |
| Pro | 月 $100 から($100・$200・$500) | 現在、5 時間の上限なし。使い切ったら ChatGPT クレジットで追加できます |
| Business | 1 ユーザー月 $20(2 ユーザー以上・年払い)、月払いは $25 | Standard Business は Plus と同じ目安。フレキシブル料金なら、ワークスペースでクレジットを購入できます |
| Enterprise・Edu | 要問い合わせ | フレキシブル料金なら固定のレート制限はなく、使用量はクレジットから引かれます。そうでなければ、ほとんどの機能で Plus と同じシートごとの制限 |
| API キー | 月額なし(API 料金) | プランのウィンドウはなし。API アカウントのレート制限と、トークン単位の課金が掛かります |
金額は OpenAI の Codex 料金ページの米ドル表記です(2026年10月24日に確認)。ローカルメッセージとクラウドのチャットは同じ利用枠を分け合い、クラウドのタスクはローカルメッセージより多く枠を使うことがあります。Fast モードは含まれる枠を標準の 2.5 倍の速さで消費し、画像生成が入るターンは平均で 3〜5 倍速く消費します。
モデル別の目安 — 5 時間あたりのローカルメッセージ数
| モデル | 5 時間あたりのローカルメッセージ数(Plus・Standard Business) |
|---|---|
| GPT-6 Astra | 5〜45 |
| GPT-6.1 Sol | 15〜160 |
| GPT-6 Sol | 15〜150 |
| GPT-6 Luna | 350〜3,000 |
OpenAI 自身が「固定のメッセージ上限ではない」と書いている目安で、自分のアカウントの現在の上限とリセット時刻は利用状況ダッシュボードで確認するよう案内しています。「5 時間あたり」という単位は、英語の料金ドキュメントの表記です。目安の上限値どうしを比べると、同じ 5 時間で GPT-6 Luna は GPT-6 Sol の約 20 倍のメッセージを送れる計算なので、軽い作業を Luna に回すだけで Plus の枠は長持ちします。各プランの月額と無料プランの範囲は Codex は無料で使える?、プランと API キーの損益分岐点は Codex の料金にあります。
どの制限で止まったのか — メッセージで見分ける
Codex が止まったら、まず「どのアカウントの、どの制限か」を特定します。 ChatGPT プランの利用枠、API の残高、支出上限、リクエスト頻度のレート制限は、それぞれ直し方が違います。クレジットを買ったり設定を変えたりする前に、下の表で当てはまる行を探してください。
| 表示されるもの | 確認する場所 | 次の一手 |
|---|---|---|
| プランの使用量を使い切った、またはリセット時刻が表示される | Codex の利用状況ダッシュボードと、いまサインインしているアカウント | 該当するリセットを待つか、そのアカウントで使える追加の選択肢(クレジット・上位プラン)を見る |
| クレジットや残高が尽きた | API プロバイダの請求ダッシュボード | リクエストを実際に受けているアカウントの残高を確認する(別のアカウントに足しても直りません) |
| プロジェクトや組織の支出上限に達した | そのプロジェクトの支出設定 | 予算の管理者に上限の見直しを頼む |
| リクエストやトークンが速すぎる(429) | エラー本文と Retry-After ヘッダー | 並列数を減らし、間隔を空けて再試行する |
| 401、または認証が無効というエラー | サインイン方法、プロバイダ、キーの読み込み元 | 残高を足すのではなく、認証の問題として直す |
OpenAI の API エラーコード一覧は、認証(401)、リクエスト頻度(429 の rate limit)、請求(error.code で原因を示す)を分けて説明しています。同じ HTTP ステータスでも中身は別なので、ステータスだけでなくエラー本文を読んでください。カスタムプロバイダは独自のエラー名を使うことがあります。Kunavo の場合、前払い残高が尽きたときと、キーごとに設定した月間上限に達したときは 402 insufficient_quota で止まり、その呼び出しは課金されません(エラーの説明)。
カウンターより先に、アカウントを確認する
# ターミナルで: CLI のバージョンとサインイン方法を確認
codex --version
codex login status # いま使っている認証方法(ChatGPT / API キー)を表示
# 実行中の Codex CLI セッションで: セッションの設定とトークン使用量
/status
# ChatGPT アカウントのトークン使用量(日・週・累計)。ChatGPT でのサインインが必要
/usageChatGPT のプランで使っているなら、Codex の利用状況ダッシュボードを開き、そのアカウントと CLI がサインインしているアカウントが同じかを codex login status で確かめます。別のアカウントなら数字は合いません。OpenAI の料金ドキュメントによれば、現在の上限とリセット時刻を確認する場所はこのダッシュボードで、5 時間あたりの目安は保証されたメッセージ数ではなく、週ごとの上限が掛かる場合もあります。
CLI の /status が出すのはセッションの設定とトークン使用量(モデル、承認ポリシー、書き込み可能なディレクトリ、残りのコンテキスト容量)で、/usage は ChatGPT アカウントのトークン使用量を日・週・累計で表示し、獲得済みのリセットがあればそこで使えます(スラッシュコマンドの一覧)。どちらもリセット時刻そのものを表示するとは書かれていないので、リセット時刻はダッシュボードで読みます。
リセット時刻と、止まった操作をメモしておきます。「小さなローカルタスクは始められるが、このクラウドタスクは使えない」のほうが「Codex のトークンが切れた」より役に立ちます。何を回復させる必要があるかが分かり、別のワークフロー向きの選択肢にお金を使うのを防げます。API キーで動かすための設定は Codex CLI の連携ドキュメント(英語)にあります。
続け方を選ぶ
- 締切が待てるなら: いまの差分と次の一手のメモを残し、ダッシュボードに表示されたリセット後に再開します。進行中のターンは、公正利用の範囲で最後まで続きます。
- プランは合っているが、今日だけ忙しいなら: クレジットを検討します。OpenAI は、Plus と Pro は上限に達したらクレジットを追加購入して続けられると書いており、Business・Edu・Enterprise のフレキシブル料金ではワークスペースのクレジットになります。
- 毎週のように当たるなら: 上位プランの料金と、最近の実際の作業量を比べてから決めます。Pro(月 $100 から)には現在 5 時間の上限がありません。週ごとの上限については「掛かる場合もある」という記載だけで、プラン別の数値はありません。
- ローカルの作業を、使った分だけの課金にしたいなら: API キーの経路を別に評価します。どのプランでも API キーでローカルのチャットを追加で実行でき、標準の API 料金で課金されます。クラウドタスクなど ChatGPT のサインインが必要な機能は API キーでは使えず、プランの制限がリセットされることもありません。
API キーで続けた場合の実額
API キーには 5 時間や週のウィンドウがなく、トークン単位の課金と API アカウントのレート制限だけが掛かります。OpenAI の API キーでサインインすると、Codex はプランのクレジットではなく標準の API 料金で課金します(認証ドキュメント)。Kunavo のような互換エンドポイントをプロバイダに指定すれば、そのエンドポイントの料率になります。
1 ステップを入力 25,000・出力 1,200 トークンとした 20 ステップのタスク 1 回(キャッシュなし)は、Kunavo の料率で GPT-6 Sol が約 $0.50、GPT-5.6 Terra が約 $0.45 です。料率はカタログから読み込んでいるので、価格が変わればこの数字も変わります。推論モデルの思考トークンは出力として課金されるため、難しいタスクほど出力はこの想定より増えます。Kunavo の経路は月額のない前払い残高で、残高が尽きたときと、キーごとに設定した月間上限に達したときに 402 で止まります(請求の説明)。プランと従量課金のどちらが安いかの割り算は Codex の料金に任せ、ここでは繰り返しません。
Claude Code も同じ構造です。サブスクリプションの利用枠がウィンドウで数えられ、当たったら「待つ・追加で払う・従量課金のキーに移す」の 3 択になります。キーで動かせばどちらにもウィンドウはなく、同じ 20 ステップのタスクは Codex の GPT-6 Sol で約 $0.50、Claude Code の Claude Sonnet 5 で約 $0.87(Kunavo の料率)です。2 つのツールの違いは Codex と Claude Code の比較、Claude 側の制限は Claude Pro の制限にまとめています。
429 を、再試行の嵐にしない
まず並列の再試行を止めます。OpenAI のレート制限ガイドは、Retry-After ヘッダーがあればその秒数を最低限の待ち時間として使い、複数のクライアントが同時に再試行しないよう小さなランダムな遅延を足すこと、ヘッダーがなければジッター付きの指数バックオフに切り替えること、試行回数と合計時間の両方に上限を置くことを勧めています。失敗したリクエストも 1 分あたりの制限に数えられるので、同じリクエストを送り続けても通りません。クォータや請求のエラーは再試行で直らないので、エラー本文を見てから対処を決めます。
次に負荷の出どころを確認します。複数のターミナル、バックグラウンドのスクリプト、IDE 拡張が同じ API プロジェクトを使っていることがあります。1 つずつ止めて切り分けてください。モデル・キー・並列数を一度に変えるより、制御した 1 リクエストのほうが診断になります。Kunavo は共有キャパシティで動いていて専用の枠はないので、混雑時の 429 は間隔を広げながら再試行します(エラーの説明)。
次のセッションを見積もりやすくする
同じように見えるタスクでも、モデル、コンテキスト、推論量、ツールの呼び出し、キャッシュで消費量は変わります。OpenAI の料金ドキュメントが挙げる節約のコツは 5 つです。
- プロンプトを絞る。 不要なコンテキストを外します。
- 関連するファイルだけを渡す。 情報源や期間はできるだけ狭めます。
- 出力の読者・形式・長さを決める。 必須の作業と任意の改善は分けて頼みます。
- AGENTS.md を小さく保つ。 大きなリポジトリでは、ディレクトリごとに分けて置きます。
- 使っていない MCP サーバーは無効にする。 サーバーごとにコンテキストが増え、枠を使います。
加えて、変更内容と受け入れ条件を先に決め、関係ないタスクは別に分け、チェックポイントでレビューしてから任意の改善を頼みます。受け入れた結果と使用量を一緒に記録しておくと、プランと API のどちらが自分の作業に向くかを決める基準になります。
よくある質問
Codex の制限はどのくらいですか?
プランとモデルで違い、固定の数ではなく目安です。OpenAI は 2026年10月24日時点で、Plus と Standard Business の 5 時間あたりのローカルメッセージ数を GPT-6 Sol で 15〜150 件、GPT-6 Luna で 350〜3,000 件、GPT-6 Astra で 5〜45 件と示し、クラウドのタスクはより多く枠を使うとしています。週ごとの上限が掛かる場合もあり、Pro には現在 5 時間の上限がありません。自分のアカウントの上限とリセット時刻は Codex の利用状況ダッシュボードで確認します。
Codex の制限はいつリセットされますか?
全員共通の時刻はなく、アカウントごとに違います。OpenAI は現在の上限とリセット時刻を Codex の利用状況ダッシュボードで確認するよう案内しています。5 時間のウィンドウと週ごとの上限は別々に数えられるので、片方がリセットされても、もう片方がまだ残っていることがあります。
Codex の使用量はどこで確認できますか?
Web では Codex の利用状況ダッシュボード(chatgpt.com/codex/settings/usage)です。Codex CLI のセッション中は /status でセッションの設定とトークン使用量を、/usage で ChatGPT アカウントのトークン使用量を日・週・累計で確認できます(ChatGPT でのサインインが必要)。ダッシュボードのアカウントと CLI のアカウントが同じかは codex login status で確かめます。
制限に達すると、実行中の作業はどうなりますか?
進行中のターンは、公正利用の範囲で最後まで続きます。その後は、ダッシュボードに表示されるリセットを待つ、Plus・Pro ならクレジットを追加する、または API キーでローカルの作業をトークン単位で続けるのいずれかです。API キーなら GPT-6 Sol で 20 ステップのタスク 1 回が約 $0.50(Kunavo の料率)です。
API キーに切り替えれば、プランの制限はリセットされますか?
されません。API キーに切り替えても、請求の経路がプランの利用枠からキー側に移るだけで、プランの 5 時間・週のウィンドウは元のリセット時刻まで残ります。クラウドタスクのように ChatGPT のサインインが必要な機能も API キーでは使えません。新しいキーを作っても、プランの枠や API プロジェクトの制限は増えません。
Codex を制限なしで使う方法はありますか?
プランの制限そのものを外す方法はありません。Pro には現在 5 時間の上限がありませんが、週ごとの上限が掛かる場合はあります。Enterprise・Edu のフレキシブル料金には固定のレート制限がない代わりに、使用量がクレジットから引かれます。API キーには 5 時間・週のウィンドウがなく、残高・支出上限・API のレート制限で止まります。Kunavo のキーなら、止まる条件は前払い残高と、キーごとに設定した月間上限です。
Codex の制限は Claude Code の制限と同じですか?
仕組みは似ています。どちらもサブスクリプションの利用枠がウィンドウで数えられ、当たったときの選択肢は「待つ・追加で払う・従量課金のキーに移す」の 3 つです。キーで動かせばどちらにもウィンドウはなく、同じ 20 ステップのタスクが Codex の GPT-6 Sol で約 $0.50、Claude Code の Claude Sonnet 5 で約 $0.87(Kunavo の料率)です。Claude 側のプランの制限は Claude Pro の制限のページにまとめています。
公式ドキュメントの確認日: 2026年10月24日。現在の上限とリセット時刻は、ご自身のアカウントのダッシュボードが基準です。