Claude Code のインストールは、公式のネイティブインストーラーを 1 行実行するだけです。Mac・Linux・WSL は install.sh、Windows は PowerShell なら install.ps1、CMD なら install.cmd を使います(npm でも入りますが、その場合は Node.js 22 以上)。ふつうはこのあと Pro・Max などのプランでログインしますが、サブスクを契約しない場合は、ANTHROPIC_BASE_URL=https://api.kunavo.com(/v1 は付けない)と API キー入りの ANTHROPIC_AUTH_TOKEN、モデルを固定する 3 つの変数を設定すれば、ログインなしで起動できます。動いているかは /status で確認します。API の残高は JCB などのカード、Apple Pay、Google Pay、Link で $10 から前払いでき、決済画面は円で表示されます。
# macOS・Linux・WSL
curl -fsSL https://claude.ai/install.sh | bash# Windows PowerShell
irm https://claude.ai/install.ps1 | iex:: Windows コマンドプロンプト(CMD)
curl -fsSL https://claude.ai/install.cmd -o install.cmd && install.cmd && del install.cmdインストール手順の一次情報は、日本語で読める Anthropic の公式ドキュメント(セットアップ、インストールのトラブルシューティング、2026年10月3日確認)です。このページはその内容をなぞるのではなく、日本語の解説記事で食い違っている点(Node.js のバージョン、Windows の管理者権限と Git)と、公式ドキュメントが扱っていないこと——ログインせずに API キーで動かす設定と、日本からの支払い——を中心にまとめています。料金と決済手段は 2026年10月3日時点の情報です。日本は Anthropic のサポート対象国リストに、Claude.ai と API の両方で載っています(2026年10月3日確認)。
先に決めること:サブスクでログインするか、API キーで動かすか
インストール自体はどちらでも同じで、違いは初回起動のあとです。Claude Code は起動すると認証を求めます。迷ったら、次の 3 つで判断できます。
- すでに Pro・Max・Team・Enterprise を契約している、または Console アカウントがある:そのままログインすれば使えます。このページの API キー設定は不要です。無料プランには Claude Code は含まれません。
- 毎月の定額を払いたくない、使う月と使わない月の差が大きい:API キーで動かし、使ったトークン分だけ払う形が合います。参考までに、Claude のサブスクは Pro が月 $20(年払いは $200 で月 $17 相当)、Max は月 $100 からで、いずれも税別です(Claude の料金ページ、2026年10月3日確認)。どちらが安くなるかの分岐点は Claude Code の料金で試算しています。
- Remote Control や音声入力を使いたい:どちらも claude.ai のアカウントが前提なので、API キーでは使えません。ログインを選んでください。
支払い手段も違います。Anthropic の Web サイトで契約するサブスクはクレジットカードかデビットカードのみで、iPhone・Android アプリから契約した場合は App Store・Google Play が決済します(Anthropic のヘルプ、英語版、2026年10月3日確認)。Kunavo の API 残高は、JCB を含むカード、Apple Pay、Google Pay、Link でチャージします(詳しくは後半の支払いの章)。
インストール前のチェック
条件は公式ドキュメント(2026年10月3日確認)のとおりです。右の列は、手元で確かめるときの見方です。
| 項目 | 条件 | 確かめ方 |
|---|---|---|
| OS | macOS 13.0 以上 / Windows 10 1809 以上、Windows Server 2019 以上 / Ubuntu 20.04 以上、Debian 10 以上、Alpine Linux 3.19 以上 | Mac は Apple メニューの「この Mac について」、Windows は winver |
| CPU・メモリ | x64 または ARM64、RAM 4 GB 以上 | 32 ビット版の Windows・PowerShell は不可 |
| シェル | Bash、Zsh、PowerShell、CMD | Windows はプロンプトの先頭に PS があれば PowerShell |
| Node.js | npm で入れるときだけ 22 以上。ネイティブインストーラーには不要 | node -v |
| 利用する国 | Anthropic のサポート対象国(日本は対象) | 海外経由の VPN を使っていないか |
どの方法で入れるか
公式ドキュメントで「推奨」とされているのはネイティブインストーラーです。ほかの方法との違いは、主に更新のされ方です。
| 方法 | 更新 | 前提 |
|---|---|---|
| ネイティブインストーラー(推奨) | バックグラウンドで自動更新 | なし(コマンドはページ冒頭) |
| Homebrew・WinGet(Windows) | 既定では自動更新されない。パッケージマネージャーで自分で更新するか、CLAUDE_CODE_PACKAGE_MANAGER_AUTO_UPDATE=1 で有効にする | 各パッケージマネージャー |
| npm | @latest を付けて入れ直す | Node.js 22 以上 |
# Homebrew(既定では自動更新されない)
brew install --cask claude-code
# WinGet(Windows・既定では自動更新されない)
winget install Anthropic.ClaudeCodeどの方法でも、終わったらターミナルを開き直してから確認します。インストール前から開いていたウィンドウは、新しい PATH を読み込んでいないことがあるためです。claude doctor はセッションを始めずにインストールと設定の状態だけを表示するので、うまく動かないときの切り分けに使えます。
claude --version # 2.1.211 (Claude Code) のようなバージョン番号が出れば OK
claude doctor # セッションを開かずに、インストールと設定を診断するnpm で入れる場合の注意
日本語の解説記事では今も「Node.js 18 以上」という記載をよく見かけますが、公式ドキュメントの要件はNode.js 22 以上です(公式ドキュメント、2026年10月3日確認)。古い Node.js でも npm は EBADENGINE の警告を出すだけでインストールを止めず、claude も起動しますが、警告が出たら Node.js を上げておくほうが安全です。nvm や Volta などでバージョンを切り替えている場合は、インストールするシェルで node -v を確かめてください。
node -v # v22 以上であること
npm install -g @anthropic-ai/claude-code # sudo は付けない
# 更新は @latest で(npm update -g は使わない)
npm install -g @anthropic-ai/claude-code@latest公式ドキュメントは sudo npm install -g を使わないよう明記しています。また、本体のバイナリーはオプション依存関係として入るため、--omit=optional や .npmrc の optional=false でオプション依存関係を省いていると、Mac・Linux では claude native binary not installed と出て起動しません。
Windows で入れるときのポイント
まず、ネットでよく見る 2 つの手順は不要です。「PowerShell を管理者として実行」と「Git for Windows を先に入れる」は、どちらも公式ドキュメントの要件ではありません。管理者権限は要らず、Git for Windows はオプションで、入っていなければ Claude Code は PowerShell でコマンドを実行します(Windows でのセットアップ、2026年10月3日確認)。
そのうえで、コマンドを貼る前に 2 つだけ確認してください。
- いま開いているのは PowerShell か CMD か。プロンプトが
PS C:\Users\ユーザー名>なら PowerShell 用のirmの行、PSが付かないC:\Users\ユーザー名>なら CMD 用のinstall.cmdの行です。取り違えると、PowerShell では&&が区切り文字として認識されないというエラー、CMD ではirmが認識されないというエラーになります(日本語表示の Windows では、メッセージが日本語で出ることがあります)。 - 「Windows PowerShell (x86)」を開いていないか。スタートメニューで並んでいる (x86) のほうは 32 ビットのプロセスなので、64 ビットのパソコンでも
Claude Code does not support 32-bit Windowsで止まります。
Windows 上での動かし方は 3 通りあります。迷ったらネイティブで始めて構いません。
| 実行環境 | サンドボックス | こんな人向け |
|---|---|---|
| ネイティブ Windows(PowerShell・CMD) | 非対応 | コードもツールも Windows 側にある。追加で入れるものはない |
| WSL 2 | 対応 | Linux のツールを使う、コマンドを隔離して動かしたい。WSL のターミナルで Mac・Linux 用の行を実行し、claude もそこで起動する |
| WSL 1 | 非対応 | WSL 2 が使えない環境 |
Git for Windows を入れているのに Claude Code が Git Bash を見つけられない場合は、ユーザー設定ファイルの env で CLAUDE_CODE_GIT_BASH_PATH に bash.exe の場所を書きます。
{
"env": {
"CLAUDE_CODE_GIT_BASH_PATH": "C:\\Program Files\\Git\\bin\\bash.exe"
}
}入れたのに claude が動かないとき
'claude' is not recognized(Mac・Linux では command not found: claude)は、インストール先が PATH に入っていない状態です。ネイティブインストーラーの置き場所は Windows なら %USERPROFILE%\.local\bin\claude.exe、Mac・Linux なら ~/.local/bin/claude です。ターミナルを開き直しても直らなければ、公式ドキュメントの手順で PowerShell から確認・追加します。
# 1. インストール先が PATH に入っているか確認する
$env:PATH -split ';' | Select-String '\.local\\bin'
# 2. 何も出なければユーザーの PATH に追加し、ターミナルを開き直す
$currentPath = [Environment]::GetEnvironmentVariable('PATH', 'User')
[Environment]::SetEnvironmentVariable('PATH', "$currentPath;$env:USERPROFILE\.local\bin", 'User')
# 3. 新しいターミナルで
claude --versionnpm で入れた場合に npm.ps1 cannot be loaded because running scripts is disabled on this system (起動時なら claude.ps1)と出るのは、PowerShell の実行ポリシーが npm の .ps1 スクリプトを止めているためです(公式ドキュメント、2026年10月3日確認)。現在のユーザーにだけローカルのスクリプト実行を許可する次のコマンドで解消します。ポリシーを変えたくなければ、npm.cmd・claude.cmd を使うか、PowerShell 用のネイティブインストーラーに切り替えてください。
Set-ExecutionPolicy -ExecutionPolicy RemoteSigned -Scope CurrentUserログインせずに API キーで動かす設定
Kunavo は Anthropic ではなく、Claude などのモデルへの API アクセスを前払いで提供している独立した API ゲートウェイです。Claude Code には送信先を差し替える ANTHROPIC_BASE_URL という変数が公式に用意されていて、公式ドキュメントにも「Claude Code を LLM ゲートウェイに接続する」というページがあります。プラグインや改造版は使いません。この変数が変えるのは送信先だけで、どのモデルが答えるかは別の変数で決まります(モデル設定、2026年10月3日確認)。
設定するのは次の 5 つです。
| 変数 | 値 | 間違えやすい点 |
|---|---|---|
ANTHROPIC_BASE_URL | https://api.kunavo.com | ドメインまで。Claude Code が /v1/messages を付け足すので、/v1 まで書くと /v1/v1/messages に送られて 404 |
ANTHROPIC_AUTH_TOKEN | sk-kn- で始まるキー | ANTHROPIC_API_KEY より確実(下で説明) |
ANTHROPIC_MODEL | claude-sonnet-5 | メインのモデル(Claude Sonnet 5)。Kunavo のモデル一覧の名前と完全に一致させる |
ANTHROPIC_DEFAULT_OPUS_MODEL | claude-opus-5 | opus エイリアスの行き先を固定する |
ANTHROPIC_DEFAULT_HAIKU_MODEL | claude-haiku-4-5 | haiku エイリアスとバックグラウンド処理のモデル。未設定だと要約などもメインのモデルで動く |
Mac・Linux なら、シェルの設定ファイル(~/.zshrc か ~/.bashrc)に追記してターミナルを開き直します。
export ANTHROPIC_BASE_URL=https://api.kunavo.com # ドメインだけ。/v1 は付けない
export ANTHROPIC_AUTH_TOKEN=sk-kn-...
export ANTHROPIC_MODEL=claude-sonnet-5
export ANTHROPIC_DEFAULT_OPUS_MODEL=claude-opus-5
export ANTHROPIC_DEFAULT_HAIKU_MODEL=claude-haiku-4-5Windows で試すだけなら、PowerShell のウィンドウで次を実行します。ウィンドウを閉じると消えます。
# このウィンドウの中だけで有効(閉じると消える)
$env:ANTHROPIC_BASE_URL = "https://api.kunavo.com"
$env:ANTHROPIC_AUTH_TOKEN = "sk-kn-..."
$env:ANTHROPIC_MODEL = "claude-sonnet-5"
$env:ANTHROPIC_DEFAULT_OPUS_MODEL = "claude-opus-5"
$env:ANTHROPIC_DEFAULT_HAIKU_MODEL = "claude-haiku-4-5"
claude毎回入力したくなければ、ユーザー設定ファイル ~/.claude/settings.json(Windows は %USERPROFILE%\.claude\settings.json)の env に書きます。すべてのプロジェクトに効き、Mac でも Windows でも同じ書き方で済みます。ほかの設定がすでにあるファイルなら、env のブロックだけを足してください。
{
"env": {
"ANTHROPIC_BASE_URL": "https://api.kunavo.com",
"ANTHROPIC_AUTH_TOKEN": "sk-kn-...",
"ANTHROPIC_MODEL": "claude-sonnet-5",
"ANTHROPIC_DEFAULT_OPUS_MODEL": "claude-opus-5",
"ANTHROPIC_DEFAULT_HAIKU_MODEL": "claude-haiku-4-5"
}
}置き場所について、3 つ注意があります。
- プロジェクトの
.claude/settings.jsonにはキーを書かないでください。リポジトリにコミットされ、クローンした人全員に渡ります(公式ドキュメント)。 - シェルと設定ファイルの両方に同じ変数があると、設定ファイルの値が使われます。
exportし直しても変わらないときは、設定ファイルを見てください。 - VS Code 拡張機能で使うときは、VS Code のユーザー設定の
claudeCode.environmentVariablesに同じ変数を入れます。
ANTHROPIC_AUTH_TOKEN を使う理由
ANTHROPIC_AUTH_TOKEN は Authorization: Bearer ヘッダーで送られ、設定した時点で有効になります。一方の ANTHROPIC_API_KEY は x-api-key ヘッダーで送られ、対話モードでは初回に 1 回、使ってよいかの承認を求められます。ここで拒否すると、その後は何も表示されないままキーが無視され、/config の Use custom API key で有効にし直すまで使われません。Kunavo はどちらのヘッダーで送られたキーも受け付けるのでANTHROPIC_API_KEY でも動きますが、この落とし穴がないぶん ANTHROPIC_AUTH_TOKEN が確実です。公式ドキュメントも、キーの種類が指定されていなければ ANTHROPIC_AUTH_TOKEN を使うよう案内しています。
モデルを固定する理由(2026年10月3日時点)
公式ドキュメント(2026年10月3日確認)によると、API キーで使う場合、既定モデルと opus エイリアスは Opus 5.5、sonnet エイリアスは Sonnet 5.5 を指します。エイリアスの行き先は新しいモデルが出るたびに変わりますが、Kunavo で同じ日から使えるとは限りません。実際、Kunavo は 2026年10月3日時点で Sonnet 5.5 を提供していないので、固定せずに /model sonnet を選ぶと 404 になります。/model sonnet を使うなら ANTHROPIC_DEFAULT_SONNET_MODEL=claude-sonnet-5 も足してください。
固定しておくと、費用の見通しも立てやすくなります。何も指定しないと既定モデルが Opus になり、Claude Sonnet 5 をメインにした場合より 1 トークンあたりの単価が上がります。Kunavo の単価(1M トークンあたり、入力 / 出力)は、Claude Haiku 4.5 が $0.70 / $3.50、Claude Sonnet 5 が $1.40 / $7.00(Anthropic の価格は $2.00 / $10.00)、Claude Opus 5 が $3.50 / $17.50 です。ANTHROPIC_DEFAULT_HAIKU_MODEL を設定しないと、ANTHROPIC_AUTH_TOKEN で接続したセッションでは claude --resume 用の会話要約などのバックグラウンド処理もメインのモデルで動きます(ゲートウェイ互換性ガイド、2026年10月3日確認)。なお Anthropic の料金ページでは、Sonnet 5 と Opus 5 は「レガシーモデル」の欄に移っています(2026年10月3日確認)。
動作確認は 3 段階で
1. 起動する前に、URL とキーだけを試す
公式ドキュメントと同じ、出力 1 トークンだけのリクエストです(残高からごくわずかに引かれます)。シェルの変数を読むので、キーを設定ファイルにしか書いていない場合は、このターミナルで export してから実行します。{"id":"msg_ で始まる JSON と 200 が返れば URL もキーも正常、401 ならキーが拒否されています。
curl -sS -w '\n%{http_code}\n' -X POST "$ANTHROPIC_BASE_URL/v1/messages" \
-H "Authorization: Bearer $ANTHROPIC_AUTH_TOKEN" \
-H "anthropic-version: 2023-06-01" \
-H "content-type: application/json" \
-d '{"model": "claude-sonnet-5", "max_tokens": 1, "messages": [{"role": "user", "content": "."}]}'PowerShell の場合は次のとおりで、返ってきた id が msg_ で始まれば成功です。
Invoke-RestMethod -Method Post -Uri "$env:ANTHROPIC_BASE_URL/v1/messages" `
-Headers @{ "Authorization" = "Bearer $env:ANTHROPIC_AUTH_TOKEN"; "anthropic-version" = "2023-06-01" } `
-ContentType "application/json" `
-Body '{"model": "claude-sonnet-5", "max_tokens": 1, "messages": [{"role": "user", "content": "."}]}'2. claude を起動して、ログイン画面が出ないことを確かめる
初回は最初の実行ウィザードとフォルダーの信頼確認が出ますが、そのあとブラウザーでのログインは求められません。ログインを求められたら、キーが届いていません。
よくある原因が、キーをプロジェクトの .claude/settings.json や .claude/settings.local.json にだけ書いているケースです。対話型セッションでは、プロジェクト設定の env はウィザードとフォルダーの信頼確認が終わってから読み込まれるので、初回起動の時点ではキーがないものとして扱われます。シェルの export か、ユーザーの ~/.claude/settings.json に移してください。
3. /status の 2 行を見る
セッションの中で /status を実行し、Status タブを確認します(公式ドキュメント、2026年10月3日確認)。
Anthropic base URLにhttps://api.kunavo.comが出ていること。この行はゲートウェイを設定したときにだけ現れるので、行自体がなければANTHROPIC_BASE_URLがセッションに届いていません。Auth tokenにANTHROPIC_AUTH_TOKENと出ていること。代わりに claude.ai アカウントのLogin methodが出ていれば、保存済みのログインで動いています。
API キーで動かすと変わること
- Remote Control と音声入力は使えません。どちらも claude.ai の ID を前提にしているため、
ANTHROPIC_AUTH_TOKENなどゲートウェイの認証情報が有効な間は無効です。v2.1.196 以降は、ANTHROPIC_BASE_URLが Anthropic 以外のホストを指しているだけで Remote Control が無効になります。 /fastは無効と表示されます。ベアラートークンだけで認証していると、Claude Code は高速モードの可否を問い合わせずに無効として扱い、Fast mode has been disabled by your organizationと表示します。/contextの数字は概算になります。Kunavo は/v1/messages/count_tokensを提供していないため、Claude Code は文字数ベースの推定に切り替えます(ゲートウェイ互換性ガイド、2026年10月3日確認)。
Kunavo 側の詳しい設定は、Claude Code の連携ドキュメントと ANTHROPIC_BASE_URL のドキュメント(どちらも英語)にあります。
API 残高の支払い:JCB・Apple Pay・Google Pay・Link
日本から払うときによく聞かれる点を先にまとめます。
| 気になる点 | 答え |
|---|---|
| JCB は通る? | 通ります。Stripe のチェックアウトで使えるカードは Visa、Mastercard、American Express、JCB、UnionPay です。デビットカードもカードとして入力できます |
| ほかに使える手段は? | Apple Pay(Safari や iPhone など対応する環境)、Google Pay(Chrome や Android で設定済みの場合)、Link(Stripe に保存した支払い情報を呼び出す仕組み) |
| 円で払える? | 日本から開くと円で表示されます。価格はドル建てで、円換算には購入者負担の 2〜4% の手数料が含まれます。チェックアウトでドルを選べばこの手数料はかかりませんが、カード会社の為替レートと手数料がかかることがあります(Stripe のドキュメント、2026年10月3日確認) |
| コンビニ払い・PayPay は? | 対応していません。銀行振込とキャリア決済も使えません |
| 自動チャージは? | 保存したカードか Link でのみ設定できます |
| 適格請求書(インボイス)は? | 発行されません |
| Claude Pro / Max の支払いに使える? | 使えません。チャージされるのは Kunavo の API 残高です |
手順は 4 つです。まず Kunavo に登録します(メールアドレスか Google アカウント。登録時にカード情報は求められません)。次にダッシュボードの Billing でチャージ額を選びます。最低 $10、月額料金はなく、大きい額にはボーナスが付きます($100 で残高 $110、$1,000 で残高 $1,200、$5,000 で残高 $6,250)。Stripe の決済画面で上の手段から選んで支払ったら、最後に API Keys で sk-kn- のキーを作り、ANTHROPIC_AUTH_TOKEN に入れます。キーは作成時に一度しか表示されないので、その場でコピーしてください。
残高に有効期限はなく、失敗したリクエストは課金されません。Claude のサブスクを日本で払う場合にどの手段が使えるか(App Store・Google Play 経由を含む)は、出典付きで Claude の支払い方法にまとめています。
費用の目安(試算)
API キーで動かす Claude Code はトークンの従量課金です。Claude Code はリクエストのたびに会話の文脈をまとめて送りますが、前回と同じ先頭部分はキャッシュ読み取りの単価になることがあります。下の表は、1 リクエストの入力を 40,000 トークン(うち 36,000 = 90% がキャッシュ読み取り、残り 4,000 がキャッシュ書き込み)、出力を 1,000 トークンとし、1 回の作業を 50 リクエストと仮定した計算です。バックグラウンドの Claude Haiku 4.5 呼び出しは含めていません。Kunavo のキャッシュ単価は、Claude Sonnet 5 の場合で読み取りが入力単価の 10%、書き込みが 1.25 倍です(表の各モデルはそれぞれの比率で計算)。実測値でも上限でもありません。
| モデル | 1 リクエスト | 50 リクエスト | 50 リクエスト(キャッシュが一切効かない場合) |
|---|---|---|---|
| Claude Sonnet 5 | $0.019 | $0.95 | $3.15 |
| Claude Opus 5 | $0.048 | $2.38 | $7.88 |
実際の金額は、文脈の長さ、キャッシュの効き方、応答の長さ、作業ごとに /clear するかどうかで変わります。全モデルの単価は料金ページ、自分の使い方での見積もりは Claude のトークン料金計算ツール(英語)、モデル別の API 単価は Claude API の料金で確認できます。
よくあるエラーと対処
| 段階 | 表示・症状 | 原因と対処 |
|---|---|---|
| インストール | The token '&&' is not a valid statement separator | CMD 用の行を PowerShell に貼っています。irm … | iex の行を使います。 |
| インストール | 'irm' is not recognized as an internal or external command | PowerShell 用の行を CMD に貼っています。install.cmd の行を使います。 |
| インストール | PowerShell で -fsSL や bash についてのエラー | Mac・Linux 用の行を Windows で実行しています。PowerShell 用の行を使います。 |
| インストール | syntax error near unexpected token '<'、curl: (22) The requested URL returned error: 403 | インストーラーの URL がスクリプトではなく HTML かエラーを返しています(公式ドキュメント、2026年10月3日確認)。会社のプロキシやファイアウォールを疑い、別のネットワークで試すか社内の管理者に確認します。 |
| インストール | App unavailable in region | サポート対象外の国からの接続と判定されています。日本は対象国なので、海外経由の VPN やプロキシを外します。 |
| インストール | EBADENGINE の警告 | Node.js が 22 未満です。インストールは完了しますが、Node.js を更新しておきます。 |
| インストール | npm.ps1 cannot be loaded | PowerShell の実行ポリシーです。Set-ExecutionPolicy を実行するか、ネイティブインストーラーに切り替えます。 |
| 起動 | command not found: claude、'claude' is not recognized | インストール先が PATH にありません。ターミナルを開き直し、Windows では上の PowerShell の手順で追加します。 |
| 起動 | claude native binary not installed(Mac・Linux) | npm でオプション依存関係を省いています(--omit=optional、optional=false)。設定を外して入れ直します。 |
| 起動 | Claude Code does not support 32-bit Windows | 「Windows PowerShell (x86)」で動かしています。(x86) の付かないほうを開きます。 |
| 起動 | キーを設定したのにログイン画面が出る | キーが読み込まれていません。プロジェクト設定ではなく、シェルか ~/.claude/settings.json に書き、新しいターミナルで起動します。ANTHROPIC_API_KEY を使っていて以前に承認を拒否した場合は、/config の Use custom API key で有効にするか、ANTHROPIC_AUTH_TOKEN に切り替えます。 |
| 接続 | 401 | キーが拒否されています。sk-kn- のキーを空白なしで最後までコピーしたか、API Keys で削除していないかを確認します。 |
| 接続 | 402 | 残高不足か、キーに設定した月間の利用上限に達しています。Billing でチャージするか、キーの上限を見直します。 |
| 接続 | 404 | ANTHROPIC_BASE_URL の末尾に /v1 が付いているか、モデルを固定しておらず Kunavo にないモデル(Sonnet 5.5 など)が呼ばれています。 |
この方法が向かないケース
- 経費精算に適格請求書が必須。Kunavo のチェックアウトでは、請求書も登録番号付きの適格請求書も発行されません。
- コンビニ払いや PayPay で払いたい。どちらも、銀行振込やキャリア決済も対応していません。自動チャージは保存したカードか Link のみです。
- Remote Control や音声入力を使う。API キーでは使えず、
/fastも無効と表示されます。サブスクでログインしてください。 - Sonnet 5.5 を使いたい。Kunavo は 2026年10月3日時点で提供していません。
- 設定を日本語のドキュメントだけで完結させたい。Claude Code 本体の公式ドキュメントは日本語で読めますが、Kunavo の連携ドキュメントは英語のみです。
次にやること
/status で確認できたら、作業するプロジェクトのディレクトリで claude を起動し、まず /init で CLAUDE.md を作ります。CLAUDE.md に何を書くか、確認ダイアログをどう減らすか、カスタムコマンドの作り方は Claude Code の使い方で順に説明しています。
よくある質問
Claude Code のインストール方法は?Mac と Windows で違いますか?
使うコマンドが違うだけで、どちらも公式のネイティブインストーラー 1 行で入ります。Mac・Linux・WSL は curl -fsSL https://claude.ai/install.sh | bash、Windows の PowerShell は irm https://claude.ai/install.ps1 | iex、コマンドプロンプト(CMD)は curl -fsSL https://claude.ai/install.cmd -o install.cmd && install.cmd && del install.cmd です。入れ終わったら新しいターミナルで claude --version を実行し、バージョン番号が出れば完了です。ネイティブ版はバックグラウンドで自動更新されます。
Windows に入れるとき、管理者権限や Git for Windows、WSL は必要ですか?
どれも必須ではありません。公式ドキュメント(2026年10月3日確認)では、管理者として実行する必要はなく、Git for Windows はオプションです(入っていなければ Claude Code は PowerShell でコマンドを実行します)。WSL も不要で、PowerShell か CMD からそのまま入ります。サンドボックスや Linux のツールを使いたいときだけ WSL 2 を選び、WSL のターミナルで Mac・Linux 用の行を実行します。なお「Windows PowerShell (x86)」は 32 ビットで動くため使えません。
npm install -g @anthropic-ai/claude-code でも入りますか?Node.js 18 で大丈夫?
入りますが、公式の要件は Node.js 22 以上です(2026年10月3日確認)。「18 以上」と書いた記事は古い情報です。22 未満だと npm が EBADENGINE の警告を出します(インストール自体は完了します)。sudo は付けず、更新は npm update -g ではなく npm install -g @anthropic-ai/claude-code@latest で行います。Node.js を使う予定がなければ、ネイティブインストーラーのほうが手間がありません。
Claude Code はサブスクなし(Pro / Max を契約せず)で使えますか?
使えます。ログインして使う場合は Pro・Max・Team・Enterprise のプランか Console アカウントが必要で、無料プランには Claude Code が含まれません。ログインせずに ANTHROPIC_BASE_URL=https://api.kunavo.com と ANTHROPIC_AUTH_TOKEN(Kunavo の API キー)を設定すれば、月額なしで、使ったトークン分だけが前払い残高から引かれます。代わりに Remote Control と音声入力は使えません。
API キーは ANTHROPIC_API_KEY に入れてはいけないのですか?
動きはしますが、ANTHROPIC_AUTH_TOKEN をおすすめします。ANTHROPIC_AUTH_TOKEN は Authorization: Bearer ヘッダーで送られ、設定した時点で有効になります。ANTHROPIC_API_KEY は x-api-key ヘッダーで送られ、対話モードでは最初に 1 回だけ承認を求められ、そこで拒否すると以後は黙って無視されます(/config の Use custom API key で戻せます)。Kunavo はどちらのヘッダーのキーも受け付けます。書く場所はシェルの設定ファイルか ~/.claude/settings.json で、プロジェクトの .claude/settings.json には書きません。
/model sonnet に切り替えたら 404 が出ました。なぜですか?
API キーで使うと、sonnet エイリアスは最新の Sonnet 5.5 を指します(公式ドキュメント、2026年10月3日確認)。Kunavo は2026年10月3日時点で Sonnet 5.5 を提供していないため、エイリアスのままだと 404 になります。ANTHROPIC_DEFAULT_SONNET_MODEL=claude-sonnet-5 を追加してください。同じ理由で、このページの設定ではメインを claude-sonnet-5、opus を claude-opus-5、haiku を claude-haiku-4-5 に固定しています。ANTHROPIC_BASE_URL の末尾に /v1 を付けた場合も 404 になります。
API キーで動いているかを確かめる方法は?
Claude Code の中で /status を実行します。「Anthropic base URL」が https://api.kunavo.com、「Auth token」が ANTHROPIC_AUTH_TOKEN なら API キーで動いています。claude.ai アカウントの「Login method」が出ているなら、変数が読み込まれていません。
支払いに JCB は使えますか?コンビニ払いや PayPay は?
JCB は使えます。Kunavo の Stripe チェックアウトでは Visa、Mastercard、American Express、JCB、UnionPay のカード、対応する端末での Apple Pay と Google Pay、Link が選べ、日本から開くと金額は円で表示されます(円換算には Stripe の 2〜4% の手数料が含まれ、ドルで払えばかかりません)。チャージは $10 からで、月額料金はなく、残高に有効期限もありません。コンビニ払い、PayPay、銀行振込、キャリア決済には対応していません。このチャージは API 残高への入金で、Claude Pro / Max の支払いには使えません。
経費精算に使える適格請求書(インボイス)は出ますか?
出ません。Kunavo のチェックアウトでは、登録番号付きの適格請求書は発行されません。会社の経費として処理するのに適格請求書が必須なら、Anthropic に直接払う方法と比べてから決めてください。自動チャージを使う場合は、保存したカードか Link が必要です。