GPT の API 料金はトークン単位の従量課金です。月額はなく、入力トークンと出力トークンに別々の単価がついていて、 出力のほうが高く付きます。2026年9月11日時点の Kunavo の料率は 1M トークンあたり gpt-5-4-mini が入力 $0.225 / 出力 $1.35、gpt-5-4 が $1.00 / $6.00、gpt-5-5 が $2.00 / $12.00 —— いずれも OpenAI 定価より下です。
最初に切り分けておくべきことが 1 つあります。ChatGPT の月額プランと OpenAI の API は、別の商品で別の課金です。ChatGPT に課金しても API キーは付かず、API の請求も減りません。 このページは後者だけ、コードから呼ぶ側の料金を扱います。
料率は2026年9月11日に検証。Kunavo 側の数字はこのサイトの カタログから描画しているので、実際の請求額とずれません。OpenAI 定価は OpenAI の料金ページ を参照しています。
GPT-5 系の料率表
1M トークンあたり USD。「OpenAI 定価」は同じモデルの公表料金です。
| モデル | 入力 / 1M | 出力 / 1M | OpenAI 定価 |
|---|---|---|---|
gpt-5-4-mini | $0.225 | $1.35 | $0.75 / $4.50 |
gpt-5-4 | $1.00 | $6.00 | $2.50 / $15.00 |
gpt-5-3-codex | $0.70 | $5.60 | $1.75 / $14.00 |
gpt-5-5 | $2.00 | $12.00 | $5.00 / $30.00 |
gpt-5-5-pro | $12.00 | $72.00 | $30.00 / $180.00 |
gpt-5-6-sol | $2.00 | $12.00 | $5.00 / $30.00 |
最新の料率は常に 料金ページ と各モデルページ に表示されます。全モデルの一覧は モデル一覧 から。
1 リクエストは実際いくらか
| 用途 | トークン | gpt-5-4-mini | gpt-5-4 | gpt-5-5 |
|---|---|---|---|---|
| 短い 1 ターン | 入力 1,000 / 出力 300 | $0.0006 | $0.0028 | $0.0056 |
| RAG の回答 1 件 | 入力 6,000 / 出力 500 | $0.0020 | $0.0090 | $0.0180 |
| 難しい問題 | 入力 20,000 / 出力 3,000 | $0.0086 | $0.0380 | $0.0760 |
| 10 万件のバッチ | 入力 500 / 出力 20 × 100,000 | $13.95 | $62.00 | $124.00 |
自分の数字で計算するならこれをそのまま使えます。
# Kunavo の GPT 料率(1M トークンあたり USD): (input, output)
RATES = {
"gpt-5-4-mini": (0.225, 1.35),
"gpt-5-4": (1.00, 6.00),
"gpt-5-3-codex": (0.70, 5.60),
"gpt-5-5": (2.00, 12.00),
"gpt-5-6-sol": (2.00, 12.00),
}
def cost(model: str, in_tokens: int, out_tokens: int) -> float:
i, o = RATES[model]
# 注意: GPT-5 系の推論モデルは reasoning トークンも出力料率で課金される。
return in_tokens / 1_000_000 * i + out_tokens / 1_000_000 * o
print(cost("gpt-5-4-mini", 1_000, 300)) # 短い 1 ターン
print(cost("gpt-5-4", 6_000, 500)) # RAG の回答 1 件
print(cost("gpt-5-5", 20_000, 3_000)) # 難しい問題
print(cost("gpt-5-6-sol", 20_000, 3_000)) # 最新フラッグシップ請求額を狂わせる 2 つの落とし穴
1 つめは reasoning トークンです。GPT-5 系の推論モデルは答えを出す前に内部で思考トークンを生成し、 それはレスポンス本文に現れませんが出力料率で課金されます。 上の表は reasoning を含まない額なので、難しい問題ほど実際の請求は これより上に出ます。usage フィールドの出力トークン数が実数です。
2 つめはリトライです。トークンを消費してから下流で失敗したリクエストも課金対象になります。 エージェント系のワークロードでは、ユーザーから見た 1 タスクが課金上は何往復にもなるので、ここの乖離がいちばん大きく出ます。 Kunavo 側で失敗した(=上流に届かなかった)リクエストは課金されません。
既存の OpenAI のコードに繋ぐ
変えるのは base_url の 1 行とキーだけです。chat.completions も responses も同じ形のまま動きます。
from openai import OpenAI
client = OpenAI(
api_key="sk-kn-...",
base_url="https://api.kunavo.com/v1", # 変えるのはこの 1 行だけ
)
resp = client.chat.completions.create(
model="gpt-5-4",
messages=[{"role": "user", "content": "こんにちは"}],
)
print(resp.choices[0].message.content)同じキーで Claude・Gemini・画像・動画も呼べます。手順は クイックスタート、 エンドポイントの一覧は Chat Completions のドキュメント に。
日本から支払う
Kunavo の残高は Stripe のチェックアウトで、JCB を含むカード(Visa、Mastercard、American Express、 JCB、UnionPay)と Apple Pay に対応します。前払いのウォレット方式で、 最低チャージ額は $10、残高に有効期限はありません。 呼ばなかった月の請求は発生しません。コンビニ払いと PayPay には対応していません。国内事業者としての表示事項は 特定商取引法に基づく表記 に、請求まわりの詳細は 課金のドキュメント にまとめています。
コストを下げる 4 つのレバー
- 問題の大きさでティアを選ぶ。既定を最上位モデルにしない。分類・抽出・整形は
gpt-5-4-miniで足りることが多く、上の表のとおり桁が違います。 - 出力を締める。出力は入力より高いので、
max_tokensと出力フォーマットの指定が直接効きます。reasoning を使うモデルではここが二重に効きます。 - プロンプトキャッシュを効かせる。同じシステムプロンプトを毎回送る構成なら、キャッシュが最大のレバーです。 仕組みは キャッシュのドキュメント に。
- 入力に無関係な履歴を積まない。別のタスクに移ったら会話をクリアする。長い履歴は毎回まるごと課金されます。
他社モデルと並べて比べる場合は Claude の料金 と Gemini の料金 が同じ計算方法で並べています。Codex CLI の従量課金だけを見たい場合は Codex の料金 に。
よくある質問
GPT API の料金はいくらですか?
トークン単位の従量課金で、入力と出力に別々の単価があります。2026年9月11日時点の Kunavo の料率は 1M トークンあたり、gpt-5-4-mini が入力 $0.225 / 出力 $1.35、gpt-5-4 が $1.00 / $6.00、gpt-5-5 が $2.00 / $12.00、gpt-5-6-sol が $2.00 / $12.00。同じモデルの OpenAI 定価はそれぞれ $0.75 / $4.50、$2.50 / $15.00、$5.00 / $30.00、$5.00 / $30.00 です。月額はありません。
ChatGPT の月額と OpenAI API の料金は同じものですか?
いいえ、別の商品・別の課金です。ChatGPT の有料プランは chat.openai.com の画面を使うための月額で、API の利用枠は含まれず API キーも付いてきません。API はトークン単位の従量課金で、月額がない代わりに呼んだ分だけ請求されます。コードから呼ぶなら API 側が必要で、ChatGPT に課金しても API の請求は 1 円も減りません。
GPT API の実際の 1 リクエストはいくらですか?
入力 6,000・出力 500 トークンの RAG 回答 1 件で、gpt-5-4 なら約 $0.0090、gpt-5-4-mini なら約 $0.0020 です。入力 20,000・出力 3,000 トークンの難しい問題なら gpt-5-5 で約 $0.0760、gpt-5-6-sol で約 $0.0760。いずれも Kunavo の料率で、reasoning トークンを含まない額です。
reasoning トークンはどう課金されますか?
出力料率で課金されます。GPT-5 系の推論モデルは答えを出す前に内部で思考トークンを生成し、それはレスポンス本文に現れませんが請求には現れます。見積もりが実際の請求より安く出る原因として最も多いのがこれで、難しい問題ほど乖離が大きくなります。usage フィールドの出力トークン数を読めば実数が分かるので、見積もりではなくそれを使ってください。
GPT を安く使うには?
効果の大きい順に 4 つ。問題の大きさでティアを選び、既定を最上位モデルにしない(mini と フラッグシップは桁が違います)。出力を max_tokens と出力フォーマットの指定で締める。プロンプトキャッシュを効かせる。入力に無関係な履歴を積まない。そのうえで OpenAI 定価より安いエンドポイントに向けると、4 つと重ねて効きます。
既存の OpenAI SDK のコードはそのまま動きますか?
動きます。Kunavo は OpenAI 互換エンドポイントなので、変えるのは base_url を https://api.kunavo.com/v1 にする 1 行とキーだけです。chat.completions も responses も同じ形で、モデル名もそのまま使えます。同じキーで Claude・Gemini・画像・動画も呼べます。
日本から GPT API の料金を支払う方法は?
Kunavo の残高は Stripe のチェックアウトで、JCB を含むカード(Visa、Mastercard、American Express、JCB、UnionPay)と Apple Pay に対応します。前払いのウォレット方式で最低チャージ額は $10、残高に有効期限はなく、呼ばなかった月の請求はありません。失敗したリクエストは課金されません。コンビニ払いと PayPay には対応していません。